☆制作スタッフインタビュー


キャラクターデザイン・原画をご担当いただいた外崎春雄氏へのインタビューです。
※インタビュー記事はは以前、雑誌『B's LOG』様、『Cool-B』様に掲載されたものです。

【質問】王宮に属する人物たちを描くうえで気をつけられた点は?
今回はプロデューサー・ディレクターの女性コンビから細かい資料・指示があったうえでの作業だったので自分を前面には出してはいません。まず、その2人が頭に描いているキャラクターに出来る限り近づけよう、という気持ちを念頭に描きました。

王宮貴族ということもあり、服装・小物の装飾は避けて通れないところなので
そこもテレビアニメーション等とは違い細かく表現していく事もそのひとつでしたね。

そして静止画で耐えられる絵作り。
アニメーションとは違いすぐ流れて終わりでは無いので止めで耐えられるキャラクターになる様に気を付けたつもりです。
プロデューサー・ディレクターとの打ち合わせの連日でしたね。

【質問】各キャラクターごとの苦労した点、こだわった点などを教えて下さい。

■カイン

メインキャラの中でも特に苦労したキャラです。
初め温和な表情上げたらディレクターから「もっと吊り目の一見冷たそうなタイプに」と、直しが出ました。
「冷たそうな人がニコッと優しげに笑う」コレだそうです。
自分にはちょっと判らないです(笑)
服装はボディラインがある程度判るデザインでマントは必須という事で、二転三転の末現在の形に落ち着きました。
イメージカラーもプロデューサーが「王子は白に青」で決まったと 記憶してます。



■ジーク

穏やかな風貌でどこか魔術師っぽい雰囲気。
思慮深い見守り系、それほど悩まずこの形なった記憶しかないです。
あまり見える事はありませんが袖に隠れて見えない腕輪と首の数珠にはあとで苦労させられる事になりました。



■エドガー

とにかく偉そうな感じを前面に出す事を念頭に作業しました。
なので、全員並ぶとカインより目立ってちょっと困ったりしますが個人的にお気に入りなキャラです。
特に鋭い目と髪型は苦労しました。
初めのラフだと髪は縦ロールだったりしたのですが、スタッフの意見をまとめて現デザインに決定しました。



■リオウ

スタッフ内では素性も合わせて人気が高いですね。
楽師、綺麗な東洋系、美少年を自分なりに描いてこうなりました。
このタイプは描きやすいですね。キャラより楽器に苦労させられたイメージの方が強いです。



■アストラッド

神官という指示があったのでイメージはすぐに湧きました。
服の素材にも気を使いこのキャラは他に比べて服のシワ等少なく
高級感が出る様に務めましたがうまく表現出来たかどうか・・・。
胸の模様は後から本格作業に入って後悔しました。
このキャラもスタッフ内の人気が高かったので自分としてはホッとしてます。



■ヴィンセント

今作は全体的に年齢が高めに設定されてるせいか身長も高いです。
その中でひと際高いキャラです。
1番ラフを描いた記憶があります。そして描く度に進化していったキャラです。
前に垂れている二つの触覚?がドンドン伸びていきました。
色彩もこのキャラの鎧が一番もめましたね。
何故か、ごく一部のスタッフから絶大な人気を誇るキャラみたいです。



■ロデル

このキャラのみ王宮内の人間では無く一般人。
そのおかげで装飾も少なく、とても助かりました(笑)
明るく元気でまっすぐな少年。表情付けがハッキリ判りやすく他キャラに比べて描いてて気持ちが良かったです。
全キャラクター中で1番描きやすかったですね。

【質問】見どころ、萌えどころはズバリどこでしょうか?
全員、性格に合わせた芝居・表情変化には気を使いました。
プロデューサー・監督からも目線や顔の角度、体の向き等々細かいチェックが入ってます。
中途半端な絵は描いていないつもりです、全てが見どころですね。

萌えは人それぞれ好みがあると思いますので断定し難いですが
体格の良いがっしり系がお好きな方は喜んで貰えるのではないでしょうか?  

ゲーム中の止めの絵とは別にオープニングでは存分に動いています。 
この様なジャンルではなかなか無いのではと思ってますので、是非ともお手にとっていただければと思います。

外崎さん、ありがとうございました。